突然ですが、皆さんのお宅に「ゴミ箱」はいくつありますか?
「台所などに一番容量の大きいメイン・ゴミ箱を置き、洗面所に一つ
トイレにサニタリーボックス、あとはお風呂以外の各部屋に一つずつ…」

そう仰るあなたは、果たしてどれだけの時間と手間を
『家庭内ごみ収集活動』に費やしていらっしゃるのでしょうか。
うっかり収集日の朝に寝過ごして、ものすごい馬力で家中を奔走し
各部屋のごみを集めて回る…そんな日もあったことでしょう。


お疲れ様です、と心から労いたいのですが
実はこの手間は「削ってしかるべき」手間なのです。

パーソナル・ゴミ箱を斬る!



最初にあげたメイン箱・洗面所を除き、実はそれ以外のお部屋に
「パーソナルゴミ箱」を置く必要は全くありません。
ゴミ箱をインテリアのひとつに使っている、なんていう意見も聞きますが
「ゴミ」をお部屋のインテリアにするという感覚は
断捨離の視点からは完全にアウトです。



いえ、それでも構いません。毎日の終わりに(あるいはある一定の時間に)
各人が各個室のゴミを『自分で収集所に持ってくる=メイン箱に捨てる』
ようにすればいいのです。


「空のゴミ箱」なら十分インテリアの一要素となりましょう。

そもそも、各部屋にゴミ箱を置くと言う考え自体、
「いつでも捨てたいときに手を伸ばすだけでいいから」
という、ものぐさムードが漂う不純な動機なのです。


何百メートルもある道のりではなく、台所メイン箱までの何歩か
という距離なのですから
ゴミを直接メイン箱に捨ててもらうのが一番です。

消しゴムのかすが山のように積もり、計算反故用紙がそこら中にあふれている!
という、熱意あふれる受験生のお子様をお持ちの家庭でも案外、
「ゴミ箱捨てるついでに、台所でお茶飲もうかな」
というブレイクのきっかけとして受け入れられるかもしれません。

よって

パーソナル・ゴミ箱は断捨離すべし!

キープする場合は、部屋の主に毎日メイン箱へ捨ててもらう!



ことをお勧めします。
捨てるゴミ箱がメインのみであれば、収集日の朝の苦労が
これでぐっと軽減される…かもしれません、寝坊には注意です!