女性の方が断捨離に挑む時、一番時間をかけて悩むのが
「衣類」ではないでしょうか。

人によっては、

「これ何人分のお洋服ですか?」

と思うくらいに衣装持ちな方もいるので、
断捨離効果が大いに期待できる分野でもあります。

衣類の断捨離に効果的な考え方

さて、着る人はひとりなのに、なぜこんなに複数枚のお洋服が必要なのでしょうか。

「洗い替えが必要だから」そうですね。

でもものすごく多忙な人でもない限り、
皆さん1週間に1度くらいはさすがにお洗濯できますよね?

とすると、

洗い替えストックというのは理論上は1週間分強程度
で足りるはずなのです。

泥んこになって遊び回るから、一日何回も着替えます…、

そんなお子さんはまた別ですが、
大人な我々はさほど枚数を必要としません。

断捨離を実行する

そうして視点が冷めてきたらチャンスです。

衣類断捨離の目安として、

「この一年、全然着なかったわ…」というもの。

「ほころびが目立ってきた…」というもの。

「一目ぼれで買ったけど、他のアイテムと
コーディネイトしにくくて、いつも着る時悩むんだよね…」

そんなものをどんどんビニール袋などに詰めて行きます。
ストッキング、タイツ、スカーフや下着類などといったものにもご容赦なく。

そしてスッキリしたクローゼットを前に、まずは自己陶酔に浸って下さい。

断捨離

その感慨の冷めやらないうちに、こんどは処分決定品の仕分けです。

下着類は細かく裁断してゴミ箱へ。

消耗が激しいもののうち、掃除に使えそうな生地のものは雑巾サイズにカット。
そして状態がいいものだけをきれいに畳んで、慈善団体へ寄付します。

もちろんオークションに出したり、フリーマーケットへ出店して
売るのもOKなのですが、この「待ち時間」が結構長いと危険なのです。

「あー、仕分けしたけどやっぱりもう一度着れるかな、あの服」
そんな風に思ってしまったら一巻の終わりですので、

自分にスキを与えずに「一挙に」行ってしまうことこそが、
衣類断捨離の決め手でしょうか。