今年の夏、子どもを連れて久しぶりに遠方の実家に帰省しました。
その折、近所のお婆ちゃんの家に遊びに行ったのですが
昭和の薫りのする古い家に子どもは興奮。


その中でも「何これ!何これ!何これ!」と大フィーバーしたものがありました。


それは水槽でした。熱帯魚でもいるのかな
と思って私も近くに寄って見てみると…!

水槽が劇場に!?見せる収納術



小さなお人形が、ぎっしり!!


「あはは、それ自分でアレンジしたの!楽しいでしょう!?」とお婆ちゃん。


もう金魚がいなくなってずいぶんたった、古い大きめの水槽をきれいに磨いて
コレクションのお人形を陳列するショーケースにしていたのです。

水槽の空間の中に、板などで小さな段差や区切りを置いているので
非常に立体的な見せ方になっています。



膨大な数のお人形は、国内各地・海外旅行の際にお土産として持ち帰ったもので
大きさも色合いも様子もバラバラなのですが、
列になってきれいに並べられていることで、不思議と調和が保たれているのでした。


あたかも、人形たちが劇場の舞台上に整列して
これからコーラスを始めますよ!といった雰囲気なのです。

「もう長い事集めてたら相当な数になっちゃってねえ。
けど、専門のフィギュアケースなんかは、ものすごく高いでしょう?
似たようなものがないかなって探したら、古い水槽が出てきたのよ。」

お婆ちゃんは「あれはハワイのフラダンス人形でね、こっちはこけしちゃん」と
子どもが次々興味を示すものを指さして楽しそうでした。


お婆ちゃんの「見せるコレクション収納」、そのアイディアに脱帽です。