冷蔵庫内の収納に頭を悩ませている方は多いと思いますが、
今回は『野菜室』にスポットを当ててみたいと思います。

冷蔵庫の野菜室をスッキリさせるには?

私はたまたま農業が盛んな地域に住んでおり、
生産者の方から直接新鮮な野菜を購入する機会に恵まれています。

ですのであまり、1週間分の野菜をスーパーで買って保存する、
というケースはありません。

旬のおいしくて廉価な野菜を、大量に購入することもよくありますが、
長期保存はせずにすぐに「冷凍」あるいは「保存食」に加工してしまいますので、
生の野菜を長く冷蔵庫内におくケースは稀です。

野菜室

ですが、都市部に住んであまり買い物にいく機会もない、
という方にとっては大問題ですね。

毎日できるだけたくさん食べたいものですし、
かといって冷蔵庫に詰められるだけ詰め込んでしまう、
というのも避けたいものです。

日本のスーパーではかなりきっちりと梱包がなされているので、
ついつい「野菜」を「製品」、工場で生産された食品のように

受け取ってしまいがちですが、

野菜というのは本当にデリケートな「生き物」です。

冷蔵庫の中に「詰め込んで」しまうのは、
野菜にとって非常なストレスがかかる行為なのです。

品質の早期劣化を避けるためには、スペースに余裕のある
野菜室で「ゆったり」保管するのが理想なのですが、
そうそう場所をとることもできません。

ではどんな対策ができるでしょうか?

対策はさまざまあるのですが、
ごく簡単なステップとしては「野菜ごとの性格」を大まかにとらえることです。

各野菜ごとに・・・

立てておくか横にするか、
ラップにくるむか新聞紙がよいか、

好む保管方法は異なってきます。

八百屋さんで聞いてみたり、ネットで調べたりしてその個性を調べて行きましょう。

中には、丸ごとのかぼちゃなど常温で長く保温できるものもありますし、
熟成のためにむしろ冷蔵を避けるべき果物などもあります。

こういった段階で『仕分け』ができるようになると、
野菜室の内容も少しづつスッキリしていきますので、
地道に努力していきましょう。