リビングといえば、家の顔といっても過言ではありませんよね。
家族の憩いの場であり、お客さんにくつろいでもらう場所だったりと、
様々な用途で使われる部屋であるとも言えます。
しかし、そのリビングこそが、
家の中で一番散らかりやすい部屋だということは知っていますか?
リビングの片付けでお困りの方に、
リバウンドをしない片付け術を伝授したいと思います。
目次
リビングはなぜ散らかりやすいのか?
どんなに綺麗にリビングを片付けても、
気づいたら散らかっていたなんてことはしょっちゅうあります。
特にお子さんがいる家庭では、あるあるですよね。
だからと言って、リビングが必ずしも片付けられない場所というわけではありません。
そもそもリビングは、なぜ散らかりやすいのでしょうか。
それは、リビングが共有スペースだからです。
普通部屋にはトイレや書斎など、それぞれの役割があり、
その役割に合わせたものが置かれています。
しかし、リビングには明確な役割がありません。
そのため、それぞれが自分が便利に過ごすために必要なモノを持ち込んで、
そのまま放置し、モノが増えるという現象が起きます。
役割が無い部屋の為、何を置いていても違和感がないからこそ、
ついつい置いてしまうんですよね。
子どもがおもちゃを持ち込んだり、
ご主人が趣味の雑誌を持ち込んだりするのがいい例ですね。
お子さんがいる家庭だと、
こんな感じで床におもちゃが散らかってるなんて日常茶飯事ですよね。
つまり、誰でも自由に使えるリビングだからこそ、散らかりやすいんです。
その点を踏まえた上で、リビング片付け術のやり方を書いていきます。
リビングにあるモノの量を減らす(いらないものは捨てる)
リビングを片付けようと思ったら、リビングには個人の物は置かないようにします。
先ほど部屋の役割の話をしましたが、リビングにあるものの中で、
個人的なものやリビングには必要ないものは、それぞれがあるべき役割の部屋へ収納をします。
「おもちゃは子ども部屋」「雑誌や衣類は所有者の部屋」のような感じです。
携帯の充電器などもリビングで使う時以外は、自分の部屋で保管します。
それぞれの収納場所へ移動する際は、この3つだけを残すようにします。
- 絶対に必要なモノ
- リビングでのみ使うモノ
- お気に入りの物
これ以外の「使わないモノ」「3年以上使っていないモノ」「もしかしたら使うかも」
というものは捨てます。
モノの量自体を減らすことも、リバウンドしない為にはとても大切です。
捨てる時は躊躇わずに、本当に必要なモノ以外は捨てるようにしましょう。
テーブルやカウンターに置くものは厳選する
リビングの中で一番散らかりやすいのは、カウンターやテーブルです。
書類や新聞、小物などで溢れかえっているお宅も多いと思います。
でも、リビングを綺麗に見せたいと思うのであれば、
テーブルやカウンターこそ一番綺麗で、モノが少なくあるべきなんです。
そのため、厳選したものだけを置くようにしてください。
理想で言えば、リモコンとティッシュだけくらいスッキリとしておきたいです。
先に収納道具を買わない
片づけをしようと思うと、
初めに収納グッズを集めるところから始めがちですが、それは絶対NGです。
収納道具を先に買ってしまうと、
それだけで満足してしまったり、
収納道具の量だけが増え、逆に散らかってしまうなんてことがあるからです。
冷静になって考えてみると、
モノを減らせば今までの収納道具で事足りることが分かりますよね。
それどころか、収納道具が余ることも考えられます。
余った時は、いつか使うかもという考えは持たずに、すぐに捨てます。
また必要になった時に、必要なものを買えば問題ありません。
リバウンドをしない為に大切な事
ここまでの片付け術を実践したら、リビングはだいぶスッキリすると思います。
しかし、リバウンドをしない為にはここからが大切です。
1日15分だけ、片付けをする時間を作ってください。
その時間で、床やテーブルなどの散らかっているものを定位置に戻したり、
不要なものは捨てるという作業をします。
また家族にも、リビングにはモノを置かない事、
使った後は所定の収納場所へ必ず戻すことをお願いしてください。
この2つを習慣づけるだけで、ぐんとリバウンドがしにくくなります。
元々綺麗に片付けた部屋で、モノを放置しない習慣を付ければ、
毎日の片付け自体には時間がかからなくなります。
リビング片付け術を行い、リビングにモノを置かないという習慣をつけるだけで、
毎日の生活はよい方向へと大きく変わるはずです。
家の顔であるリビングだからこそ、いつも綺麗でいられるように、
この「リバウンドしないリビング片付け術」を是非実践してほしいと思います。