住まいの終活 住まいのダイエット

住まいの終活ってご存知ですか?

若い頃に行っていた「就活」ではなく、「終活」はご自分の死を迎える前にしておくための準備のようなものなんです。
聞こえは悪いかもしれませんが、実は終活って素敵な事なんですよ!

テレビ朝日系列で毎週日曜の朝に放送されている【住まいのダイエット】でも、住まいの終活について取り上げられていました。

今回は住まいのダイエットでピックアップされた、住まいの終活についてご紹介していきたいと思います。

住まいの終活のメリットとは

住まいの終活 住まいのダイエット

住まいの終活は、人生の最期を気持ち良く迎える事が出来るという素晴らしいメリットがあります。

今まで溜め込んでいた思い出のある物や、趣味で集めた物などを、生前の元気なうちに整理しておく事で、残りの人生を楽しく過ごす事が出来るんてす。

自分の最期の事なんて考えていない、という方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、今のうちに財産など相続についてきちんと考えて残しておかないと、後々困るのはご家族の方です。

さらに家の中に残っている荷物も生前に片付けておかないと、ご家族に迷惑をかけてしまう結果にもなります。物によっては業者を頼まないといけなくなってしまうのでお金もかかってしまいますしね。

そうならないためにも、ご自身の思い出や様々な情報などはきちんとまとめておく事が大切です。
整理する事によって、今までの思い出を振り返る機会も得られます。

「これはこうしておいた方がいいわ!」
「こういうのはどうしたらいいの?」

などといった問題点や悩みなども一度全て出しきってしまい、少しずつ整理していく事でスッキリした気分になったり、残りの人生を充実させる事が出来るという点も、住まいの終活のメリットかと言えます。

住まいの終活ってどうやる?住まいのダイエットで紹介された7つの教え

住まいの終活 住まいのダイエット

住まいの終活といわれても、何をどうすればいいのか、どこから手を付けていいのか分からなくて不安になってしまいますよね。

2017年7月2日に放送された住まいのダイエットでは、住まいの終活を希望するお宅を、お掃除のプロである吉島智美コーチがサポートされていました。

吉島智美コーチによると、住まいの終活の行う際に頭に入れておくポイントは7つ!

・住まいの終活は早いうちに始めておく
・子供の物は減らす
・思い切って過去と決別する
・家族が困る物は残さない
・家族の意見にも耳をかたむける
・今と未来の趣味を最優先に考える
・アルバムはデータ化でコンパクトに

この7つが重要なんだとか。

まず1つ目。住まいの終活は、足腰が弱くならない元気なうちに行うのが理想的だそうです。

重たい荷物を運ぶのにも苦労しますし、ある程度年齢を重ねると判断力も鈍くなりがちなので、早めに整理されると良いです。

2つ目は子供の物を減らす事。
子供が幼稚園の時に書いた絵だったり、ランドセルやカバンなど、もう必要がないと思う場合は思い切って処分するようにしましょう。

お子さんが家を出ている場合は、連絡を取り合ってからいる物なのか処分して良い物なのかを決めるといいです。

3つ目の過去と決別するというのは、思い出のある品をいくつも置いておかないという事です。昔使っていたダンスの衣装だったりボロボロでも大切なカバンがある。。

そういった過去の物とは決別し、これからの人生で本当に必要である物のみを残すようにしましょう。

4つ目、家族が困る物は残さない。
ご自身が亡くなった後、部屋の整理をするのはご家族です。
その時に、これって捨てていいものなの?というような物が残されているとご家族は困ってしまいますよね。

生前に自分で判断出来る物はきちんと分別しておく事が大切です。

5つ目の、家族の意見にも耳をかたむけるですが、今回住まいのダイエットで終活を希望されたお宅では、雛人形をお子さんに残しておくかどうかをお子さんに相談されていました。
相談の結果、お子さんは新しい雛人形を購入していたようなので不要との事。

このように、家族の意見を聞かずに物を残しておいたり処分してしまうと、残された側としては困ってしまいますよね。
どうするか曖昧な時はご自身で決断される前に、ご家族の意見も参考にされると良いです。

6つ目の、今と未来の趣味を最優先に考えるですが、簡単に言えば、残りの人生で必要な物と不必要な物をきちんと分けるという事です。

いつか使うだろう、何かに使えそう…そういった物ははっきり言って不必要な物と判断した方が良いと思いますよ。

住まいの終活を行う際の最後のポイントは、アルバムをデータ化するという事です。

インターネットから専門のお店へお願いすると、写真をDVDなどにデータ化してくれるところもあるので、何百枚もの写真もスッキリとコンパクトになるんです。
なので写真などの思い出は、データ化する事をおすすめします!


以上7つのポイントが住まいの終活の際に重要な事です。
実際にこの日吉島智美コーチがサポートされたお宅からは、なんと2トン610キロもの不要品があったというから驚きです…。

他にも葬儀やお墓の準備だったり、エンディングノートを書いたりと、人によって終活の仕方は様々ですが、まずはこの7つのポイントをしっかり抑えて住まいの終活を行ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は住まいの終活についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
住まいのダイエットへ依頼されたご夫婦は、住まいの終活を行った後とても晴々しい気持ちになったとお話されていたようです。

終活というのは、ご自身やご家族にとっても大切な事です。
なるべく早いうちから、ご自宅の整理整頓をされる事をおすすめします。
住まいの終活を行い、残りの人生を楽しく気持ち良く迎えられてみてはいかがでしょうか。