本が増えすぎて本棚が足りなくなったり、本棚は置けないけれど本の収納場所が欲しい場合、どうすれば良いのか困ってしまいますよね。
本を床に積み上げておくと汚れたり痛んでしまいますし、箱に入れておくと中身がわからなくなり読みにくくなってしまいます。
そこでおすすめなのが押入れを本の収納場所にする事なのですが、うまく活用する為には一工夫必要です。
段ボール箱などに入れてしまっておくだけではなく、いつでも手軽に読める状態で収納する方法をご紹介します。
押入れ下段にはキャスター付きで楽々収納
一番手軽に使えるのは、押入れ専用のキャスター付き本棚です。
側面が手前に向くように入れ、本を取り出す時は押入れから一度引き出す形になります。
カラーボックスの底にキャスターを取り付けて自作する事もできますよ。
キャスターは、取り付け部分が平らな物であれば、強力な両面テープでも簡単に取り付けられます。
ですが、ネジなどを使うのに比べて耐久度が落ちますので、重量と動かし方に気を付けるようにしてくださいね。
押入れ上段にはスライド式で大量収納
キャスター付きは押入れの下段専用になりますから、上段にはスライド式の本棚がおすすめです。
手前と奥の二重棚になるので、かなりの冊数を収納する事ができますよ。
収納したい本のサイズに合わせて仕切りの位置を変えられるタイプもあり、好みの形にカスタマイズできます。
本棚として使いやすい反面、高い場所に設置する事になるので、本や本棚自体の落下防止に注意が必要です。
本の劣化防止について
このように押入れは本棚として利用しやすい場所ですが、大きな問題もあります。
それは湿気と害虫です。
押入れはどうしても湿気がこもりやすく、紙を食害する虫やカビが発生しやすいです。
これらを防ぐ為に、できれば本棚には専用の除湿シートを敷いて、除湿剤を置くようにしましょう。
衣類用の防虫剤を吊るすのも効果的です。
そして、定期的に押入れを開けて空気の入れ替えをしましょう。
これで本の劣化防止はバッチリですので、ぜひ押入れの本棚利用にチャレンジしてみてくださいね!