クローゼットは、家の中の収納スペースの中でも最も広く、
大量の物をしまう場所と言っても過言ではありません。
しかし、クローゼットだけでは、
衣類やかばん、帽子などを全てをしまい切れないという人も多いのではないでしょうか。
そんな人には、是非クローゼットの中にあるデッドスペースを活用してほしいと思います。
デッドスペースが活用できるようになると、
今まではできなかった収納ができるようになるかもしれません。
目次
クローゼットのデッドスペースの広さを正しく知ろう!
まずは、クローゼットの中にどれくらいのデッドスペースがあるのかを
正しく知る必要があります。
その為にまずやってほしいのが、クローゼットの中の洋服の丈を合わせることです。
そうすることでクローゼット下部の、正確なデッドスペースの広さを知ることができます。
その作業が済んだら、
クローゼットの縦・横・奥行の長さ、扉の大きさを測っておくと便利です。
後で使う、つっかえ棒や収納ボックスなどを購入する時に役立ちます。
衣装ケースを上手に使おう!
【出典】http://www.am-home.com/diary/diary_am.cgi?page=4281
クローゼットの下段は、可能な限り衣装ケースで満たすのが基本です。
キャリーケースや大きな荷物等を置く必要がある場合も、
それ以外の場所は衣装ケースを置いて、収納場所を増やします。
ついつい色々なタイプの衣装ケースを使いたくなりますが、
同じタイプで同じ大きさのものを並べて使うようにしましょう。
もちろんスペースがあれば、重ねて使ったり、奥と手前に並べて配置しても問題ありません。
その場合は、キャスター付きの衣装ケースを選ぶと移動が楽ですよ。
衣替えの際も、衣装ケースごと入れ替えるだけなのでとても役立ちます。
上段のスペースも収納スペースへ!
【出典】http://roomclip.jp/photo/gi2K
クローゼットのタイプによって、服をかけるポールの上の部分の構造は様々です。
上段にものが置けるような作りになっている場合は、そのまま収納棚として使ってください。
もし、ポールの上のスペースが余っているという人がいたら、
その部分に自分で棚を作っちゃいましょう。
こんな狭い所に棚を作っても何も収納できないと思うかもしれませんが、
少しのスペースでも意外と収納できるんです。
使えるスペースがあるなら、使わなきゃ損です!
ちなみに私は、そこに未使用のタオルや布団カバーなどを置いています。
作り方はいたって単純です。
突っ張り棒を2本取り付け、
その上にお好みでワイヤーフレームや木の板などを乗せればいいだけです。
万が一のことを考えて、結束バンドで突っ張り棒と結んでおけば、
より安心して使うことができます。
扉の内側も有効活用しよう!
クローゼットにはまだまだ使える場所が残っています。
それが、扉の内側の部分です。
【出典】https://www.buzzfeed.com/twopoodles/hacks-for-your-tiny-closet?sub=2242043_1189778&utm_term=.jjlee2BB90#.joMMMA11G8
そこに収納スペースを作ると、小物類が収納できたり、
工夫次第ではバッグや帽子などの収納も可能です。
ここは突っ張り棒やフック、ワイヤーネットなどを使います。
あらかじめどのような使い方をするかを考えておくと、買い物の際に困りませんよ。
突っ張り棒を付けて、ネクタイやスカーフ、マフラー等をかけることもできます。
柄が見える為、選びやすいのもメリットです。
それでもスペースが余った時は、
フックやワイヤーネットを付けて、小物をかけておくとさらに収納スペースが広がります。
帯状のモノだけでなく、バッグや帽子をかけておくという方法もあります。
突っ張り棒やフックを利用すると、形を崩すことなく、手持ちバッグや帽子類の収納ができます。
デッドスペースをフル活用してもだめなときは・・・。
ここまででご紹介した、クローゼットのデッドスペースの活用方法を実践してもらえれば、
今までよりも多くの物が収納できるようになると思います。
しかし、それでもクローゼットにものが入らないという方は、
一度冷静になってクロゼットに入っているものが、本当に必要なモノかを考えてください。
もし、「もしかしたらいつか使うかもしれない」
という理由でとっているものがあれば、それは捨ててください。
そう思っている物に限って、これから先使うことはありません。
3年以上使っていないものも同様です。
使わないモノを取っておくこと程、片付けや収納の邪魔になることはありません。
使う時が来たら、その時に改めて購入すればいいと割り切って、
思い切って捨てるようにしましょう。
まとめ
クローゼットのデッドスペースを有効利用すると、
これまでクローゼットに入れたくても入らなかったものも収納することができるようになります。
それと同時に、服の丈を合わせたり、衣装ケースを利用したりすることで、
整理整頓も行うことができます。
デッドスペースを活用できれば、
実用性と美しさを兼ね備えたクローゼットを手に入れることができます。
クローゼットの収納に困っている人には、是非チャレンジしてもらいたいと思います。