都内の狭小住宅に住んで、もうすぐ15年。
居住スペースは限られているので、増えていく物にとてもストレスを感じます。
私は専業主婦ですから、自分の持ち物や家族が共通して使用する物
については季節毎に見直しをし、処分をしたりリサイクルショップへ
持ち込んだりする事を面倒に思ったり、抵抗を感じません。
子供達もそれに習って、学期や学年毎に荷物の整理をすることが普通になっています。
ただ主人に関してはそれが通用しない。
片付けては、自分の部屋の棚や押入れの空いている隙間に、
無秩序に物を詰め込んでしまうので逆効果でした。
「リサイクルショップへ行くから何かあったら…」は、
自分は物を大切にするので処分する物は存在しない、と言われました。
子供たちが夏休みに入った時に、宿題の「お手伝いをするから」と、
主人の部屋を掃除しようとしたら、自分でするのでしなくていいと断られました。
掃除も片付けもしないからこちらは苦労しているのに。
そして思い浮かんだのが、
「押入れにカビが生えているから物を出して」でした。
自分の大切な荷物にカビは生えるのが嫌だったのでしょう。
全ての物を取り出して、結果ゴミ袋3袋にゴミが、
リサイクル可能な不用品もいくつか出ました。
これで全ての片付けが済んだ訳ではありませんが、大きな一歩でした。